ダイスの神よ、お力を
キャラクター作成時にすでに降臨しておられた様で。
PLは3人だったのですが揃いも揃って精神的に弱く*1、思わず振り直しを許可。
結果出来上がったのが、以下の探索者たち。
・リチャード・ハンズ １９才 男 ディレッタント
外見に強い劣等感*2を抱く小心者*3。
金の力で信用を勝ち取ったと豪語する、今回最もダイスの神に愛された男。
・チャック・クエスター ２７才 男 私立探偵
体格的なハンデを頭脳で補うナイスガイ。
非常事態でも契約には厳しい、今回最も果敢な男。
・浅草 英雄 ３２才 男 古物研究家
JAPANからきたイケメン骨董好き。
漫画には一家言ある日本人、今回最も普通の男。
怪現象は現場で起こってるんだ
日本のコミック原作の映画撮影現場に居合わせた探索者たち。
次々起こる事故に撮影妨害の意図を感じ取った彼らは、独自に調査を開始する。
妨害者を追い詰めたところで、謎のクリーチャーにスタッフが連れ去られパニックになる一同。
魔道書を読んでしまい、生け贄になる恐怖におびえるチャック。
逃げ出したいが一人で行くのを嫌がる英雄。
スタッフを落ち着かせようと必死なリチャード。
最終的に行方不明者を置き去りに逃げ出そうとする探索者たち。
しかし、彼らを生け贄に邪神を呼び出さんとするカルティストが立ちふさがるのだった…
エゴだよ、それは
召喚された邪神をみて発狂するリチャード*4は手近にある人形をむしり始める。
英雄はこれ幸いとその場を逃走し、灯油を見つけて撮影所を燃やそうと考える。
チャックは義憤と恐怖に駆られ、手にしていた魔道書でカルティストを殴りつける暴挙に。
哀れなスタッフたちを囮に、邪神ごと撮影所を燃やすことで彼らは命を拾ったのだった。
日常にもどったチャックは恐ろしい都会から離れ、家業を継ぐために田舎に帰ることにした。
英雄は逃げ帰るように帰国した。完成された映画が日本でも公開され、おびえる日々が続いている。
精神を病んだリチャードは、今でも蟻の足をもぐことが習慣になっている。二度と人前に出ることはないだろう。
